私たちの生活や経済活動に必要な物資の多くを海外に依存しており、島国で四面を海に囲まれている日本にとって
物資輸送を担う「船」は必要不可欠な生命線と言えます。
2030 年ごろからは世界中で 2010 年前後に一斉に完成した船が耐用年数を迎えることから
今後、造船の需要が一気に高まることが想定されています。
船舶の建造や改造、修理を行う「造船業」は、社会にとって必要不可欠でありまだまだ成長していく産業です。
造船事業

抜群のチームワークで造る最高の船
有限会社 松原組は、広島県三原市を拠点に、造船会社の協力企業として溶接、配管、計測、点検などの新造船建造に取り組んでいます。一隻の船が完成するまでには多くの人々が関与するため、当社ではチームワークを最も重視し、各自の役割と責任に真摯に向き合っています。豊富な施工実績に裏打ちされた確かな技術力と専門知識を駆使し、各チームが連携を図りながら、 建造後の船舶の安全運行を見据えた高品質な施工を提供いたします。
造船の現場で働く
組立チーム(組立鉄工職など)

鉄板や鋼材を組み合わせてブロック(船の部品)を製作します。ブロック単位での作業で、細かくも迫力ある作業が特徴。
外業チーム(外業鉄工職など)

製作したブロック同士を繋ぎ合わせ、船の全体像を組み上げます。建造ドック内で大型機器を使ったダイナミックな工程も!
船装チーム (配管取付職)

船に配管を取り付け、運行に必要な設備を整備します。海上での試運転にも関わる、安全確認の要となる業種です。
精度計測係(計測職)

ブロックや構造物の正確な寸法を測定・指示出しをします。作業全体の“精度”と“品質”を支える裏方のプロです。
点検スタッフ係(点検職)

工場設備・工具・配管などの定期点検や修理します。作業が安全かつ効率的に進むよう環境を整えます。
PBB製作

空の玄関口も制作します
松原組は造船事業の他に、全国の空港で利用されるPBB(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ)の製作を請け負っています。PBBは旅客搭乗橋のことを言い、空港のターミナルと飛行機の搭乗口を繋ぐ通路です。造船事業で培った技術力と知識を生かして、乗客の皆様の円滑で快適な乗り降りはもちろん、オペレーターが安心して操作を行えるように、品質と安全性に優れたPBBを製作いたします。
この仕事の魅力は「手応え」

船舶の設計・製造には長い年月がかかり、大人数でコツコツと取り組んだ結果、何万トンという物資を運べる大きな船が出来上がります。自分が携わって造った船が世界の海で活躍し、たくさんの人々の生活に役立っているというやりがいは造船業をしなければ味わうことができません。スケールの大きなものづくりに携わりたい方にとっては手応えを感じられる仕事になります。
未経験でも大丈夫な理由

当社には「人と人との出会いを大切にし、人財を育成し夢ある未来を共に創る」という企業理念があります。これは働きやすい環境の整備に努め、社員一人ひとりの成長を支援したいという想いからきています。誰もが最初は初心者ということを理解し、OJT教育や資格取得支援制度を通じて、全社的にしっかりとサポートいたしますので安心してご応募ください。